株式会社テラヤマ

この木なんの木? オリーブ

テラヤマ社屋のシンボルツリーとして存在感を示しているのは、近年庭木としても人気が高いオリーブの木です。


オリーブは地中海地方や北アメリカを中心に自生しているモクセイ科オリーブ属に分類される常緑高木です。オリーブの起源については様々な説がありますが、8000年ほど前には既にオリーブの原種が存在していたようです。古代文明の壁画や神話にしばしば登場していることからみても、オリーブがいかに長きにわたり人々に愛され珍重されてきたかがわかります。


樹齢が長く生命力が強いオリーブは「太陽の樹」「生命の樹」とも呼ばれ、地中海沿岸では樹齢500年を超えるオリーブが今も実をつけているとか。


シルバーグリーンの葉や、食用になる実のイメージが強いオリーブですが、初夏にはモクセイ科らしい白い可憐な花も楽しめます。


オリーブは植え場所や土壌に気を付ければ、関東地方でも十分栽培することができます。日照と弱アルカリ性の水はけがよい土壌を好むので、苦土石灰などで酸度を調整し、赤玉土に腐葉土や堆肥に加え、日向土などを混ぜ込んで植え付ければ元気に育ってくれます。

テラヤマのオリーブは15年ほど前に植栽し、その後2年に1度支障枝を剪定する以外ほとんど手を加えていませんが、毎年多くの花をつけ、今年もたわわに実をつけています。

風水でも成長や成功を象徴し、魔除けにもなると言われる生命力があるオリーブ。お庭に一本、植えてみてはいかがでしょうか。