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この木なんの木? イチゴノキ
テラヤマの社屋前に昨年から仲間入りしたこの樹木。イチゴノキと申します。
地中海や西ヨーロッパ地方に多く分布しているイチゴノキは、ツツジ科の常緑樹です。
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冬にドウダンツツジやブルーベリーに似た花が咲きハチによって受粉されると、そこから1年を費やして、イチゴというよりヤマモモに似た、かわいらしい実が成熟します。
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このイチゴノキの実、色の変化が面白く、緑から黄色、オレンジ、そして赤へと気温の低下と共にゆっくりと色づいていきます。実がようやく赤く熟すころ翌年の花が咲き始めるので、葉の緑、実の赤、花の白の3色を一緒に鑑賞できるこの木は、この3色のコントラストにちなみ、同じ配色の国旗を持つイタリアの国樹として愛されています。
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この赤い実は残念ながらお世辞にも美味しいとは言えないお味ですが、鳥さんたちには冬の貴重なご馳走となることでしょう。
水はけのよい土壌に植え付ければ、暑さ寒さにも強い丈夫なイチゴノキ、今後の成長が楽しみです。