イイナパーク生まれのクリスマスリース
2024年もあと少し、長い残暑のあとようやく秋めいてきたかと思ったのもつかの間、木枯らしが吹き本格的な冬模様になってきました。あちこちの公園も緑から晩秋の色合いになっています。芝生が枯れ落ち葉で覆われれば、冬本番です。
12月といえばクリスマス。市内でも様々なイベントが開催されています。
テラヤマが指定管理者であるイイナパーク川口内にある歴史自然資料館でも、「クリスマスリースを作ろう!」というイベントが開催されました。
このリースづくりのポイントは、「園内で採れた自然素材を使う」という点。
そこで、イイナパーク担当の社員たちが、数か月をかけて園内の隅々まで材料を探し、下処理をした上で、イベント当日も講師として参加させていただきました。
集めた材料の9割以上がイイナパークで生育している植物からのもの。リースの土台も園内で育ったつる植物で作成した、正真正銘イイナパーク生まれの素材たちです。
「素材探し」という視点で公園をじっくりまわってみると、これがもう宝の山!
多種類のどんぐりはもちろん、花がらや種がはじけた後の殻、木の皮やツル、様々な色や形の実など、自然から作り出された小さな芸術品たちがたくさん見つかりました。
参加者はお子さんが中心でしたが、ご家族やお友達での参加や大人の方もちらほら。
午前午後、1時間半ずつという持ち時間が足りないほど、作品作りを楽しまれていました。
素材が地味すぎたかな?という私たちの心配もよそに、素敵な作品が次々と出来上がっていきました。枠には造園でつかう木のための幹巻きテープを活用したものも。予想に反し、これが一番人気でした。
リースづくりを通して、イイナパークに植えられている植物や公園の楽しみ方のご紹介もできて、とても有意義な時間となりました。
これから冬本番、外へ出るのが億劫になる季節ですが、冬の公園には、他の季節では味わえない静けさと爽快感があります。
寒い冬ならではの公園の魅力を、見つけに行ってみてはいかがでしょうか。