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フランス式整形式庭園とイギリス式風景庭園
この夏訪れたフランスの美しい庭園の写真をいくつかご紹介します。
こちらはベルサイユ宮殿の庭園。
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シンメトリーな平面幾何学の代表的なフランス式庭園。
綺麗に刈込まれたトピアリー、景色を移す大きな池、噴水も豪華で、花壇は整然としています。まさに人工的造形美であり、権力をも象徴しています。
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そしてこちらは、同じくベルサイユ宮殿の離宮、プチ・トリアノン宮殿と庭園。
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マリーアントワネットが、堅苦しい王妃の生活から逃れるために、好んで過ごしたと言われる離宮。イギリス式風景庭園の代表です。
ベルサイユ宮殿に隣接しているとはいえ田舎の農村のような庭園で、素材を活かした風合いや佇まいです。そこに特有の色調や自然を取り入れた景観が合わさることで、穏やかな雰囲気を演出し、ゆったりとした時間と心の安らぎを感じます。
皆さんは、どちらで過ごしたいと思われますか?
プチ・トリアノン宮殿につながる道です。
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どこを切り取っても、このまま風景画になりそうです。(TT)